南海トラフ地震について
政府の地震調査委員会は、今後30年以内に南海トラフ地震が発生する確率が70~80%であると発表しています。29の都道府県と707の市町村が、震度6弱以上が想定されている地域等である「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。
南海トラフ地震臨時情報とは?
南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと評価された場合に、気象庁は南海トラフ地震臨時情報を発表します。具体的には、以下の3パターンが想定されています。
- 想定震源域内のプレート境界において、モーメントマグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価した場合に、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」を発表
- 監視領域内において、モーメントマグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)に、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表
- 想定震源域内のプレート境界面において、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合に、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表
自治体は臨時情報の発表に備えておく必要があり、私たちにはそのお手伝いができます。